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茨城県潮来市
真言宗豊山派 瑠璃光山
観音寺

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DATE

だいぶ暑さも厳しくなってきました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

この日差しの強さでは、気軽な外出もままなりませんね。皆さんもお出かけの際は充分に熱中症にお気をつけ下さい。

さて、いよいよ当山のお施餓鬼会が迫って参りました。

 

お施餓鬼とは、飢え苦しみの終わらない餓鬼世界を彷徨う無数の餓鬼たちに施しを与え、その有り難い功徳を得て、自分たちの先祖に回向するということが目的となっています。

そもそもの起源は古代インド。「仏説救抜焔口陀羅尼経(ぶっせつくばつえんくだらにきょう)」という経典に記されています。

それによると、お釈迦様の10弟子のおひとりであるアーナンダが、ある時エンクという餓鬼に出会って言われました。「おまえはあと三日で死ぬ。そしてわたしのような醜い餓鬼になるのだ。もしそうなりたくなければ、三日以内に全ての餓鬼の飢えを癒しなさい。」餓鬼の数は無数にいます。困り果てたアーナンダはお釈迦様にたずねました。するとお釈迦様は、怖れるなアーナンダ、と、それに対処する供養法を授けて下さったのです。その通りに棚を設けて山海の食べ物を供え、たくさんの僧を呼んで共に供養したところ、アーナンダは事なきを得て長寿をまっとうできたのです。

これがお施餓鬼の由来であり、行事として古来より連綿と営まれて来たお施餓鬼の意味であります。

鎌倉時代以降は、現在のように故人・先祖の霊を供養するため行われるようになりました。

このお盆に近い時期に行う、ということにもまた意味合いがございます。それはまた改めて。

 

当日は大川僧正の有り難いご法話も頂戴いたします。壇信徒のみなさま、ふるってご参加いただけたらと思います。

当日も相当な暑さが見込まれますので、ご来山にあたりましては、充分に水分をお取りになっておいでくださりますよう、お願い申し上げます。

合掌